今日は、転院されてきた患者様の再根管治療の症例です。
今日、仮封に使用した 松風ベースセメント
(グラスアイオノマー系セメント)です。
根管の中に入っていた綿栓です。
レントゲン像
ベースセメントで仮封してあります。
GCキャビトン
仮封剤のキャビトンを取ったところです。
エデイーを使って根管洗浄しています。
根管治療をしても、痛みが引かない理由
1.仮封がキャビトンだけで行われていた。キャビトンのみだと封鎖性が
悪く、細菌が侵入してしまう可能性があるので、二重仮封がお勧め!!
今日は、封鎖性の良い、ベースセメントで行いました。
2.根管拡大しすぎ、頬側根45番 舌側根40番くらいまで根尖が拡大
されていた。
3.根管治療の頻度が多すぎ。(週一のペースは多すぎ)
4.綿栓を使用すると、感染源になりやすい。今日は水酸化カルシウムで
貼薬した。
5.根管内が汚れている。今日は、17%EDTAとネオクリーナーの交互洗浄
をエデイーを使用して行った。
6.ラバーダム防湿の必要性
患者様からのコメント